小説 『全部ゆるせたらいいのに』一木けい 著 夫は毎晩のように泥酔する。一歳の娘がいるのに、なぜ育児にも自分の健康にも無頓着でいられるのだろう。ふと、夫に父の姿が重なり不安で叫びそうになる。酒に溺れ家庭を壊した父だった。夫は、わたしたちはまだ、立ち直れるだろうか――。家族だから愛しく、... 2025.01.10 小説涙があふれる作品
元気になれる作品 『1ミリの後悔もない、はずがない』一木けい 著 何不自由なく、幸福に暮らしている由井。しかし、ふとした瞬間にフラッシュバックしたのは、あのころの恋。できたての喉仏が美しい桐原と過ごした時間は、由井にとって生きる実感そのものだった。逃げ出せない家庭、理不尽な学校、非力な子どもの自分。誰にも... 2024.06.24 元気になれる作品小説