遠田潤子

涙がこぼれる

『アンチェルの蝶』遠田潤子 著

✐あらすじ 大阪の港町で居酒屋を経営する藤太の元へ、中学の同級生・秋雄が少女ほづみを連れてきた。 奇妙な共同生活の中で次第に心を通わせる二人だったが、藤太には、ほづみの母親・いづみに関する25年前の陰惨な記憶があった。少女の来訪をきっかけに...
涙がこぼれる

『冬雷』遠田潤子 著

✐あらすじ 大阪で鷹匠として働く夏目代助の元に訃報が届く。12年前に行方不明となった幼い義弟・翔一郎が、遺体で発見されたと。 孤児だった代助は、因習が残る港町の名家・千田家に迎えられ、跡継ぎとして暮らしていたが、義弟の失踪が原因で、恋人も家...