『ぼぎわんが、来る』澤村伊智 著

”あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。

幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。
それ以降、秀樹の周囲で起こる部下の原因不明の怪我や不気味な電話などの怪異。

一連の事象は亡き祖父が恐れた”ぼぎわん”という化け物の仕業なのか。

愛する家族を守るため、秀樹は比嘉真琴という女性霊能者を頼るが・・・・・・!?

第22回日本ホラー小説大賞受賞作。
Contents

感想

本作は、日常の中に突如として現れた異変から少しずつ日常が蝕まれていくホラー作品です。
だれにでも起こりそうという意味では、とても怖い作品でした。

幸せな毎日を送っていた秀樹を襲った、理解しがたい出来事。

原因も形も何者かもわからないそれはやがて、家族にも牙を向き命さえも危ぶまれることに。

”ぼぎわん”という聞き慣れないもの。
それが想像力を無性に掻き立て、終盤まで一気読みでした。

個人的に好きなホラーのジャンルは土着もの、因習ものなのですが、この作品の中にも少しだけその要素が入っていて、それもあってか恐怖の展開が続くのに、手が止まることなくの一気読み。

ホラー小説大賞で新しい恐怖を体験してみたい方、ぜひ一読してみてはいかがでしょうか?

こんな人にオススメ

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