100点は存在しない
100点は目指すものであって
到達するものじゃない
これ、最近の僕が大切にしている言葉です。
教えてくれたのは、白川夜市でご縁があった、長江さん。
@shirakawabanks
@kojinagae
”100点”ときくと、みなさんはどんなことを想像しますか?
私はやっぱり、学生時代のテストを真っ先に思い浮かべかました。
一生懸命勉強して、何度も反復練習して挑んだ試験、テスト。
やっぱり100点を取れたときはうれしかったものです。
ですが、大人になって気づいたことは、試験みたいに100点満点で設定された状況というものは、生きていく中でほとんど存在しないということです。
つまり、試験問題みたいな決められた点数制でない限り、全ての物事に対し100点を決めるのは自分自身ということになります。
大人になると、出題者は仕事相手だったり、マラソン大会だったり、部屋の掃除だったり。
もっとささいな、例えばお餅を何個食べられるか、コップの水をこぼさずに運べるか、みたいに、いくらでも存在します。
それに対し、採点者は自分自身。
だから、100点を出すのはとても簡単です。
たけど、100点を出したその瞬間、それはもう自分の中で完結してしまうということでもあります。
もしかしたら、その先の可能性や伸びしろ、挫折も含めて、新しい世界を見るチャンスがすぐそこにあるかもしれないのに、それを逃してしまうかもしれません。
100人居たら100通りの生き方がありあます。
だから、自分に100点を出すタイミングも100通りで人それぞれ。
さっさと100点にしてのんびりするもよし、次を目指すもよし。
50点くらいにして、さらに自分を追い込むもよし。
大切なのは、誰かに言われたから100点にするのではなく、自分自身で納得し決めるということです。
早すぎて失敗しても、決めたのは自分。
遅すぎて体調を崩してしまっても、決めたのは自分。
早くても遅くても、それで自分が納得すれば、そのタイミングが正解です。
さて、今の僕は果たして何点だろう?
現時点で、何者にもなれていない僕。
そしていつか、何者かになれた僕。
いつになっても、この言葉はずっと大切にしていこうと思いました。