どれにする? 読書スタイルは、その日の気分でいろいろ選べるから楽しい!

好きな単行本や文庫本をカバンに入れて、公園の芝生の上でのんびり読書。
読書が好きな人やふだんから読書している人であれば、たまには気分転換にそんなことも考えるのではないでしょうか。

ですが、わざわざ文庫本を持ち歩くのは大変だし、単行本となれば厚さも重さもそれなりにあるので、ふだんから持ち歩くのはちょっと……という話もよく耳にします。
カバンの中で折れ曲がったり破れたりするのもイヤだし、なんて声も。
さらにいえば、ふだんのお仕事でただでさえ目が疲れているのに、なんでオフの時まで活字を目で追い続けなければいけないの?なんていう意見もあるでしょう。

 

 

読書スタイルは選ぶことができる

オーソドックスに紙の書籍で

まず紹介するのは、なんといっても紙の書籍です。

もちろん、かさばるし折れ曲がると言ったことは気にならないわけではありません。
ですが、紙の書籍には紙の書籍にしかない魅力があるんです。

例えば、ページをめくるときの高揚感。
小説なんかを読み進めていくなかで、次々にストーリーが展開していく。そして、このページをめくった先ではいったいどんなことになっているんだろう?
ページをめくるのはちょっと待って、一息入れよう。
ページをめくってしまったら、次の止め時がわからなくなるから、続きは明日にしよう、など、ページ一つでもいろんなことを想像することができます。

それと、ページをめくるときの紙の擦れる音。
静かな空間で読書している時、自分のページをめくる”さらっ”という音が聞こえる。
まさに自分だけの空間、没入感を強く感じられる瞬間でもあります。

さらには、今自分がどれくらい読み進めてきたのかひと目でわかる紙の厚さ
特に、分厚い大作なんかを読んでいると、作品に没入してあっという間に時間が経過した時、あーこの数時間でこんなにも読み進めたんだーと、確認することができます。

おまけでもう一つ、書店で書籍を選ぶときの楽しさ。
書店に行って陳列されている作品を眺め、店員さんが作成したポップを読みながら面白そうな作品を選ぶ楽しさは、やはり紙書籍でしか味わえないのではないかと思います。

これらの魅力は読書好きあるあるで、誰にでもいえることではないかもしれませんが、紙書籍にはこういう魅力があるんだということを知って、ぜひ紙書籍デビューして欲しいと思います。

なお、紙書籍デビューのハードルが高いと感じる方は、マンガでも構わないので、紙の作品をてにとって、ページをめくる音なんかを楽しんでみてはいかがでしょうか。

お手軽に電子書籍で

次に紹介するのは、電子書籍です。
最近の読書スタイルでは、おそらくこれが主流になってきているのではないかと思います。

電子書籍とはまさに字のごとく、紙の本を電子データ化して、スマートフォンやタブレットなどの端末で読むことができる書籍のことで、電子ブック、デジタルブック、Eブック、オンライン書籍とも呼ばれます。

電子書籍の魅力は、なんといってもお手軽さ
例えば、テレビなんかで紹介された作品やお気に入りのマンガの新作などを手に入れたいと思った時、わざわざ書店に足を運ばなくても、その場で購入したりレンタルしたりすることができます。

このお手軽さは、紙書籍の店頭で選ぶワクワク感と相容れない点ではありますが、どちらも理解できるものでしょう。

次なる魅力としては、場所を取らないこと。
電子書籍であれば、ふだん持ち歩いているスマホ(あるいはタブレット等)にデータさえ入れてしまえば、かさばることもカバンの中で折れ曲がる心配をすることもありません。
この点は、紙書籍と比べて大きなメリットと言えるでしょう。

あとは操作という点で、ページのジャンプ機能がついていること。
あれ?この登場人物さっきなんて言ってたっけ?とか、この建物の間取り図見返してみようかな、とか、ページを進んだり戻ったりしたい時、簡単に見たいページにジャンプすることができます。
紙の書籍であれば、ページを探すのがめんどくさいですが、電子書籍であればワンタッチ。

本を読みたいけど紙の書籍はどうかなーと思っている方、まずは電子書籍から始めていてはいかがでしょうか。

よりお手軽にオーディオブックで

最後に紹介するのは、オーディオブックです。

オーディオブックは、声優や俳優などのナレーターが書籍を読み上げた音声をデータ化したコンテンツで、目ではなく耳で本を読むことができるため、「聴く本」とも呼ばれます。

なオーディオブックの魅力は、なんといっても電子書籍を上回る圧倒的なお手軽さ。
そもそも、紙の書籍や電子書籍のように手にとる必要がなく、ましてや「聴く本」と言われているように”読む”必要すらないので、極端な話いつでもどこでも始めることができます。
それは移動中だけでなく、スポーツジムで運動しながら、なんならマラソン大会に参加しながらでも、会議中に会議に参加してるふりをしながらでも始めることができます。
この聴くだけのお手軽さは確かに魅力ではありますが、そもそも読書といえるのか、という感じもします。

もうひとつの魅力は、声優や俳優などの読み手が感情豊かに読み上げてくれるので、聴いているだけでも場面や状況を想像しやすいところです。
推しの俳優や声優がいる方は、オーディオブックから始めてみるのもありだと思います。

まとめ

以上から、読書スタイルにはそれぞれ次のような魅力があります。

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