
本サイトにお越しいただき、ありがとうございます。
サイトを運営している、なんたろうといいます。
文字だけで、受け手の感情を揺さぶる活字の世界が好き。
その想いで、小説を書きつつ、これまでに読んだ本(積読)の紹介をしています。
将来のことなど特に考えず、周りの意見に流されるように生きてきた私は、これまた特に深く考えもせず、しがないサラリーマンをしていました。
ときにはぶつくさ言いながらも、とりあえず安定した生活さえできれば良いやと思いながら、日々を消化していました。
ですが、次第に増えゆく責任と残業時間、しがらみだらけの人間関係が相まって、気づいたときにはすでに手遅れ、うつ病と診断され長期離脱を余儀なくされました。
その間も、元気だった同僚や将来に希望をいだいていた後輩、頼もしかった上司までもが同じように壊れていく姿を目の当たりにし、このままではいけないと思った私は、立ち止まって自分の生き方を見つめ直すことにしました。
私はどうしたいのか、何に苦しんでいるのか、なにができるのか……
そんなときに、仲の良かった同僚から贈ってもらった本の中に、その答えを見つけ出すヒントが記されていました。
自分以上に自分を大切にできる人はいない
自分が幸せでなければ、他人を幸せにはできない
それはとてもシンプルだけど、今までずっと忘れていた、おろそかにしていたことでした。
そして同時に、活字の力に救われた瞬間でもありました。
現在の私はというと、一度しかない人生を自分らしく生きたいと、仕事を退職し、活字の力で誰かの生きる助けになりたいという信念の元、本と同じくらい大好きな熊本県で、執筆と本の紹介に取り組んでいます。
これから先、どこでどんなこ゚縁があるかわかりませんが、いつかみなさんのもとに私が生み出す言葉が届くよう、応援していただけると幸いです。
コンセプト(想い)
読書の魅力って何でしょう?
それは、与えられた活字だけの情報から、自分の好きなように世界観を描けるところだと思います。
例えば、映画やテレビ、動画配信等では、すでに物語の舞台や登場人物のキャラクターは完成されていて、その完成された情報を一方的に受け取ることしかできません。
一方で本の場合、読者に与えられる情報は活字(たまにイラストも)だけです。
そこから、登場人物の背格好は?声は?芸能人で言えば誰?物語の舞台の風景は?街の匂いは?
そして、ページをめくったり戻ったりしながら、自分のペースで世界観を構築していく。
そんなふうに、自分の思うままに想像することができます。
また、本から知識を得ることで、同じ物事を表現する言い回しの幅が広がったり、登場人物の感情を自分なりに想像することで、現実世界でも相手の気持に寄り添える気持ちが豊かになったりします。
読書が好きな人、苦手な人、みんなそれぞれあるでしょう。
それでも、本サイトを通じて、本を手に取って読んでみよう、そう思ってもらえれば最高です。
そして、紙のページをめくる高揚感、めくるときの音、面白くて止めるタイミングが見つからない感に共感していただける方が一人でも増えることを期待しています。
ついでに、本ページを通して皆さんが新しい作品に出会い、自分らしさを手に入れる手助けになってくれればと願っています。
影響を受けた作品
3歳くらいでしょうか、毎日のようにこの絵本を開いていました。
壁のない家、屋根のない家、床のない家など、かこさとしさんのかわいい絵で表現されており、本好きになるきっかけを与えてくれた一冊です。
小学校高学年に出会った、柏葉幸子さんの『霧のむこうのふしぎな町』。
図書館で借りてきて、飽きるほど何度も何度も読み返し、終いには同じ本を買ってもらって、さらに何度も読み返しました。
このころから自分でも本を書いてみたいと思うようになりました。
初めて手にした、村上春樹さんの作品。
何とも言えない表現力と、想像もつかないストーリー展開に完全に魅了され、村上春樹作品のほとんどを読むきかっけとなりました。
お仕事の依頼について
今後、ご要望がありましたら、小説の要約、記事の要約、コラム記事等のお仕事もお受けしていきたいと考えています。
価格等については現在検討中ですが、ご依頼を含め、何かお気づきの点等ありましたら、お問合せフォームからご連絡ください。
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